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ベスト・イメージング・コンテスト
ザ・ベストイメージング・コンテスト優秀作品
第15回 2024年
最優秀賞
岩田 好隆 （医療法人三誠会 川口誠和病院）
診断名：胃十二指腸動脈仮性動脈瘤疑い
患者：40歳代 男性
使用機種：Canon Aplio
400
周波数：5.0
MHzコメント（術者の一言）
腫瘤形成性膵炎と思われる膵頭部に複数の嚢性腫瘤像を認めたので、「仮性嚢胞かな？」と思いつつも違和感を感じADFを入れると、一つの嚢胞内には拍動流が検出された。仮性動脈瘤を疑い急ぎ検査を終え担当医に連絡しました。静止画像上で右下から流入し時計方向に回転する血流方向を表現することが難しかったです。
優秀賞
片山 和弥（九段坂病院 放射線科）
診断名：馬蹄腎の峡部に発生した腎細胞がん
患者：40歳代 男性
使用機種：Canon Xario
200
周波数：3.75MHz
コメント（術者の一言）
馬蹄腎の発生した腎細胞がんです。
周数は低めですが、皮膜の形成や内部の無エコー域がキレイに描出出来ました
特別賞
大澤 理恵 （医療法人仁聖会 小畑醫院）
診断名：空腸GIS
患者：50歳代 男性
使用機種：Canon Aplio
700
周波数：3.5MHz
コメント（術者の一言）
自覚症状なし、スクリーニング目的。空腸に腫瘤を認め、腫瘤内の微細な血管構築像を綺麗に描出できた。USを契機に経口小腸ダブルバルーン内視鏡を施行、生検でGISTと診断された。