ザ・ベストイメージング・コンテスト優秀作品
第13回 2022年
最優秀賞
岩田 好隆 (東京女子医科大学付属足立医療センター)
診断名:急性胃粘膜性病変および胃潰瘍疑い
患者:10歳代 男性
使用機種:Canon Aplio
400
周波数:8.0
MHz
コメント(術者の一言)
胃体部から幽門部にかけ全周性の著明壁肥厚(第3層中心)と前壁には高輝度エコーを認め、急性胃粘膜性病変と潰瘍形成を疑いました。
(エコー後施行の胃内視鏡と病理でも同様の結果で、壁肥厚と潰瘍の存在部位がほぼ正解できたことがうれしかったです。)
優秀賞
横田 はるな (飯田市立病院)
診断名:HCC再発
患者:70歳代 男性
使用機種:Canon Aplio
500
周波数:6.0MHz
コメント(術者の一言)
胆嚢壁が圧排されており、その部分を高周波プローブで観察すると、薄い辺縁低エコー帯を伴う腫瘤を見つけることができました!
特別賞
東條 裕美子 (大久保健診センター)
診断名:限局性結節性過形成
患者:30歳代 女性
使用機種:Canon Aplio
i600
周波数:4.0MHz
コメント(術者の一言)
Advanced
Dynamic Flow(ADF)にて、車幅状の血流信号を描出できました。
特別賞
黒木
亜実 (日本大学医学部附属板橋病院)
診断名:膵癌
患者:70歳代 男性
使用機種:FUJIFILM ARIETTA850
周波数:8.0MHz
コメント(術者の一言)
膵体部の低エコー腫瘤。不整形で境界不明瞭、主膵管の途絶、尾側膵管の不整な拡張、といった浸潤性膵管癌の典型所見が一枚で分かるように撮影しました。
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